人道支援について

モルモンが主体となっている水道浄化プロジェクト

約10億人もの人々が浄水を飲めずにいることをご存じでしたか。この深刻な問題は浄水がない地域の人々に健康被害をもたらしています。2002年より、モルモンは5000の地域で水道浄化プロジェクトを実施し、浄水を飲むことのできない人々の数を700万人まで削減しました。浄水を飲めるようになったことでコレラ、下痢、盲腸炎になる脅威が軽減されました。各地域の必要に応じて、プロジェクトには井戸を掘る、貯水タンクをつくる、水道システムを設置する、元からある水を浄化する方法を改善するなどが含まれます。教会の人道支援プログラムがほかの多くの団体のそれと異なる点は、目標のひとつに人々の自立を掲げていることです。様々な団体のなかには、地域に赴任し、プロジェクトを作成し、全て団体が運営をしている場合があります。その場合、団体はずっとその地域にとどまらなければなりません。モルモンはプロジェクトを実施し、その地を去れば、現地の人々が自分で運営をし、自立と自尊心を生み出すことを知っているのです。

700万の人々が浄水を得ることができずにいるシエラレオネでは、教会が主要な浄水プロジェクトを実施しています。紛争の際、多くの人々がその地を去り、現在、戻ってきているところです。しかしながら、現在人々は浄水を得るために長い距離を移動しなければなりません。教会は現在、井戸を建設しており、人々に使用方法を教えています。教会は、教会のプロジェクトチームがその地を去っても現地の人々自身で、発生する問題を解決していけるように、現地の人々を教えています。プロジェクトにより雇用がうみ出されることもあります。地域でかかる費用を削減するため、各プロジェクトが長く保持できるようにします。エチオピアでは、メチャボロドに教会が四つの貯水タンクを設置しました。教会は井戸と工事の費用を負担しました。井戸の使用が開始されると、地元の人々が水を入れる入れ物は水でいっぱいになりました。井戸のほとんどは地元の人々の労働と技術によりつくられました。システムを施工するために地元の業者が雇われました。地元の湧き水をパイプラインで貯水タンクとつなぎました。より効率よくするために、さらに多くのパイプラインの建設が進められています。僧院、病院、学校などを含む大きな設備にある蛇口に水を届けるため、Tメーターとパイプラインが開発されました。

一度水道局が建設されると、地元政府が委員会を設置し、運営にあたります。モルモンは地元の人々を訓練し、もし設備が正しく維持されれば、ポンプは10年ほどもちます。

アフリカのコンゴ共和国、ルパタでは、人々が水の問題に関して15年も祈り求めていましたが、モルモン教会の水道プロジェクトが祈りの答えになりました。人々は自分たちのプログラムを改善するための資金をつくることができずにいたのです。21万4000人の人々が住む村には、電気や冷蔵設備がなく、行政サービスや商業ビジネスもほとんどありません。男性は農民として家計を支え、女性は家事をしますが、一日二回、水をくむために1.6キロの道のりを歩かなければなりません。朝早く水をくみに行く女性はしばしばレイプ被害にあっています。彼女たちが運んできた水は家畜に分け与えられますが、汚れていて病原菌であふれています。しかし、それ以外に水を得る方法はありませんでした。汚染された水によりもたらされた病気のために、毎年何百人もの子供たちが命を落としていました。ルパタに住むモルモンのウィリー・ビネネは、電気がなくても暮らしていくことはできたが、きれいな水が得られないのは耐えがたかったと語りました。モルモンの浄水プロジェクトについて聞いた誰かが、教会から助けを得られるように祈り始めたのでした。モルモン教会は宣教師を派遣してプロジェクトの実施が可能かどうか、可能だとすればいつできるのかを調べています。地元の人々はおおいに喜びました。しかしながら、この遠い村に水を引くのは簡単なことではありません。モルモン教会は資金と訓練を提供することはできますが、実際のプロジェクトには工夫が必要です。水を通すパイプラインは30kmにわたって深いジャングルの中を通り、水圧は一定に保たれなければなりません。この堀をつくる部分には週6日働いて900日かかりました。堀は地元のボランティアによって作られたのです。ある男性は、作業は大変だったが、一緒に他の仲間たちと働いて充実していた、地元の人たちが使う水道だから自分たちの手で作業をするべきだと思った、と語りました。彼は水の汚れからくる病気のために過去に家族を亡くしており、浄水の重要性をよく知っていました。電気と工具が不足していたため、ボランティアたちがキンスハラという場所でつくられたパイプをルパタまで運び、そこから必要に応じて分配されていきました。ボランティアと、地元で雇われた臨時の労働者たちはやる気を保てるよう努力しました。もちろんシステムを維持するために人々を訓練する必要もありましたし、作業は電力の供給なしに行われました。非常に多くの人々が村に移り住み、モルモン教会に、湧き出る水の量を増やすよう要請しました。彼らとボランティア、地元の人々は約500メートルごとに80の水道を設置しました。これにより、人々が水を得るために歩く距離は驚くほど短くなりました。この作業のためにさらに60kmの堀をつくりました。このプロジェクトにより一時的に雇用を得た人々もいましたし、多くの人々にとって将来につながる職業技術を残しました。教会の指導のもとに、ほとんどの作業は地元の人々によって行われたので、水道をより身近に感じました。彼らは新鮮で清潔な水を飲むとき、自分たちが成し遂げたことを誇りに思いました。彼らは決して労働をいといませんでした。プロジェクトを実行するための資金を得られるようにと祈っただけで、誰かが自分のために働いてくれるように、とは祈りませんでした。このプロジェクトの概要は以下のステップにまとめられます。
ルパタの浄水プロジェクトには4つのステップが挙げられる。
1.4つの水道源が集められてひとつのコンテナボックスに入れられる。水が1秒ごとに21リットル流れ出て、1800立方メートル,479000ガロンの水が一日にでてくる。
2.パイプラインの溝は30km(19マイル)にわたってジャングルやサバンナの中をルピタまで、手で掘られた。そのパイプが通る4つの村に水を供給している。
3.水道が通る溝も手で掘られ、ルピタまで500メートルごとに水道が設置された。
4.水道局が設置された。水の流れは水道委員会の代表者によって分割・管理されている。
(Howard Collettによる”A prayer for clean water: New well brings new life to DR Congo”参照。)

末日聖徒のすべての慈善事業がそうであるように、浄水はそこに住んでいるモルモンだけでなく、地元の人々すべてに利益をもたらしました。モルモン教会のこの支部は宗教や改宗の問題なしに人々に奉仕しました。それは寄付金によってなされ、寄付金は100パーセント全て、実際のプロジェクトに使われました。管理運営上の費用は教会基金によってまかなわれました。

This entry was posted on 水曜日, 3月 2nd, 2011 at 00:19 and is filed under Uncategorized. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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