「高価な真珠」という本はどんな本ですか?

リチャード・ホルザップフェルさんからのお答え

末日聖徒は他のクリスチャンのように旧約・新約聖書を神のみ言葉である聖典だと信じています。聖書に加えて、イエス・キリスト教会は、「モルモン書」、「教義と聖約」、そして「高価な真珠」も教会の標準聖典、つまり正典として受け入れ、これらも神のみ言葉だと信じています。

「高価な真珠」という題名は、聖書に書かれているイエスさまのたとえ話(マタイ13:44-46参照)から取られているんですよ。ジョセフ・スミス(1805年-1844年)の死後に編纂されて、現在の版には幾つかの霊感に満ちたいろんな文書が入っています。「モーセ書」と「ジョセフ・スミス-マタイ」として知られているジョセフ・スミス翻訳の「創世記」と「マタイ」、「アブラハム書」として知られているジョセフ・スミスが古代エジプトのパピルス紙から翻訳した文書、さらにジョセフ・スミスが1838年に執筆した教会歴史、同じくジョセフ・スミスが1842年に執筆した末日聖徒の中心的信条を13条に成文化した「信仰箇条」などです。

「高価な真珠」は、苦難の存在、邪悪と死、人間の煩悩、そしてイエス・キリストによる救いといった人間が存在する限り誰もが持つ疑問について説いています。この他、この神聖な書物では、アダム、エバ、エノク、モーセアブラハムの生涯と教えも書かれているんです。それから「高価な真珠」には、ジョセフ・スミス個人の経験を簡潔に書いた「最初の示現」(1830年)、「天使モロナイの訪れ」(1823年)、「モルモン書の出現」(1827-1829年)、アロン神権の回復(1829年)といった歴史も載っています。最後に、父なる神とその御子イエス・キリストと聖霊の証とイエス・キリストの贖いの死の中心的役割といったモルモンの信条の中核を著した「信仰箇条」が掲載されています。こういった人類の初めから19世紀に及ぶ歴史の中での聖なる出来事を網羅しているんです。ですからまさしく「高価な真珠」という題名にふさわしい内容なんですよ。

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