受け皿のように左右を合わせた手の上に乗せられた花

写真:PEXELSより

この記事は宮崎姉妹が、ミニスタリングについてステーク大会でお話されたものです。

2017年12月のステーク大会で、東京ステークの若い女性の会長として召された宮崎奈津美です。若い女性を卒業してからずっと若い女性会長会の責任をいただき、これまでの経験を通して、若い女性にはまだ開花しきれていない可能性がたくさんあると知っています。この最後の神権時代にとっておかれた霊である彼女たちから、たくさんのことを学ばせてもらっています。

ミニスタリングとは

この機会を与えてくださった主に、そして東京ステークの会長会に感謝しています。彼らを心から支持しています。また、4月の総大会で新たに組織された大管長会や十二使徒も同様に支持しています。 イエス・キリストの時代と同じ教会の組織が、現代でも神によって組織され、召されている人たちが信仰、希望、愛を持ってわたしたち一人ひとりのために奉仕してくれていることを知っています。 4月の総大会で発表された変更事項が、今この時代に生きるわたしたちに必要なことだと知っています。 特にミニスタリングについては各ワードを訪問する際、よくお話のテーマになっているのを聞くので、皆さんも大切に思っていることがよく分かります。 皆さんご存知だと思いますが、ミニスタリング、つまり仕え、教え、導くという概念は、新たに始まったことではありません。主は以前からミニスタリングについてのメッセージをわたしたちに与えられていました。

新約聖書のルカによる福音書22章32節には、「あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい」とあり、さらにヨハネによる福音書の13章34節には、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」とあります。主が地球上に来られたときから、わたしたちは兄弟姉妹を愛し、力づける必要があると伝えられています。 ではここでみなさんに質問です。自分が愛されていると感じたときはどのような瞬間でしょうか。10秒ほど考えてみてください。

いかがでしょうか。恐らく誰かが自分のために時間を使ってくれたときがほとんどかと思います。ちなみにわたしは、友達や家族から誕生日を祝ってもらったときのことを思い出しました。 「愛される」と感じるには、心から愛を示されることが必要不可欠です。上辺だけの、義務的な愛に人の心は反応しません。 また、愛には時間も必要です。 4月の神権部会でのアイリング管長のお話を覚えていらっしゃるでしょうか。あるホームティーチャーが、最初はどんな働きかけにもまったく反応を示さなかった家族に、定期的にメールをしたり手紙を書いたりカードを送り続けることで、家族が愛を感じて心を開いた話です。このホームティーチャーは、決して責任だからという理由だけでその家族にコンタクトを取り続けたわけではないと思います。心からのキリストの純粋な愛をもって、その家族を気にかけ続けたのだとわたしは信じています。 「慈愛は長く耐え忍び、親切であり、ねたまず、誇らず、自分の利益を求めず、容易に怒らず、悪事を少しも考えず、罪悪を喜ばないで真実を喜び、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに堪える」のです。

ミニスタリングの例

みなさんに、もう一つ質問です。あなたが大好きな人を思い浮かべてください。あなたは1日のうち、どのくらいその人について考えているでしょうか。また、どのくらいその人と時間を共に過ごしているでしょうか。 長く時間を過ごす中で、相手の機嫌が悪いとき、忙しいとき、悲しんでいるときがあるでしょう。そんなときにはもしかしたら冷たい態度を取られたこともあるかもしれません。 ですが、本当に大好きな相手ならどんなに冷たい態度をとられたとしても、その人を赦し、その人の助けになるには何ができるだろうかと時間を使って考え、行動しようとすると思います。 その大好きな人と同じように、割り当てのある兄弟姉妹を大好きになるのがミニスタリングなのではないかと、わたしは思います。ミニスタリングに年齢は関係ありません。誰もが出来ることです。ここでミニスタリングの模範を一つ紹介したいと思います。

同じワードのある姉妹はお子さんにハンディキャップがあるので、活動がある際には必ず参加してサポートしていました。その姉妹はご自分のお子さんだけでなく、すべてのワードの子供たちを気にかけていたので、青少年のお子さんを持つ両親で集まって、子供たちが現代のテクノロジーの誘惑にどのように打ち勝てるかについて話し合いをしました。そのときに、子供たちを教え導くというミニスタリングの準備をしているのを見ることができました。 また、兄弟姉妹の先祖の系図作成を手伝うのは、とても身近なミニスタリングです。 6月は各ワードで青少年が家族歴史について学ぶよう、ステークの若い男性会長会が各ワードに訪問して声かけをしました。きっとみんなで楽しく学んで、自分の家族や周りの兄弟姉妹の先祖に仕えることができたことでしょう。 またあるワードの若い女性は、他の若い女性が活動に行きたくないと言っているのを聞いて、「わたしも行くから一緒に行こう」と声をかけて一緒に来てくれました。

活動に行くまでの億劫さ、不安などは本当に誘惑です。友達と一緒に行けることがどれだけ心強いことか、みなさんも経験があると思います。 いつもこのような模範に従って行動するのが理想ですが、人間は常に良い状態にあるわけではないので、愛するのが難しいときもあると思います。 そんなとき、預言者モロナイはこうするように勧めています。 「御父が御子イエス・キリストに真に従う者すべてに授けられたこの愛で満たされるように、また神の子となれるように、熱意を込めて御父に祈りなさい」 わたしたちがモロナイの言葉に従うとき、どんなに難しい状況にあっても、その人を愛することができると知っています。モロナイに従うこと自体が大変なこともありますが、そんなときは形だけでも祈ると、そのうちに気持ちが乗って来ると証します。 また、時には大好きな人が助けを求めているのに、何をしたらいいのか分からない。したいことはたくさんあるのに、時間がない。ということもあると思います。そんなときのために同僚がいます。

ミニスタリングのペアで、ミニスタリングする兄弟姉妹について頻繁に話し合うことで、愛を示しやすくなります。 何をしたらいいのか分からないときだけでなく、どのように愛を示そうと思っているかも同僚に伝えてください。同僚で一致して愛を示すことで、ミニスタリングされる兄弟姉妹は愛されているという気持ちを2倍以上にも感じられることでしょう。 友はいずれの時にも愛し、兄弟はなやみの時のために生まれるのです(箴言17章17節) 。

最後に皆さん、バラード会長のチャレンジをわたしからも勧めます。 第3ニーファイを研究して、仕える、教え導く、恵みを施すという言葉のあるすべての文と、一人一人という言葉のあるすべての文を確認してください。これらの言葉をよく考えながら確認したら、モルモン書がミニスタリングについて何を教えているか考えてみてください。 その研究を通して、皆さんが今よりもっと主の方法でミニスタリングできることを証します。 すべての兄弟姉妹が、仕え、教え、導くというミニスタリングを通して、愛を感じて分かち合うことができるよう、祈っています。

この記事は宮崎奈津美さんによって書かれました。

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