手を繋いだ新婚夫婦の絵

ブリがム・ヤング大学のマーク・オグレトリー准教授(教会歴史及び教義)は、結婚と家族というテーマで書かれた何冊かの本の共著者であり、結婚と家族関係のセラピストとして20年以上の経験を持ちます。オグレトリー准教授からのアドバイスとは?

 

結婚するということ

二人の他人が結婚し、ひとつの人生を送るとき、生活が劇的に変化するのは普通のことである、とオグレトリー准教授は言います。

夫婦が結婚生活で直面する大きな変化には、男女の違いを理解すること、非現実的な相手への期待を認識すること、コミュニケーションの取り方や問題解決、愛情表現、宗教的な習慣を設立することについて学ぶことなどが含まる、とオグレトリー准教授は言います。

オグレトリー准教授は次のように言います。「人生で大切にする人がもうひとり増えたということは、その人の分のスケジュールや、性格も増えたということで、物事に関してそれぞれのやり方について話し合いを持たなければいけません。」「結婚というアリーナに入場する者は、変化や調整に喜んで応じなければなりません。」

オグレトリー准教授によると、新婚夫婦にとっては焦らず一日一日を大切にするのが重要だと言います。結婚生活の最初の何年かは、調整ばかりで、お互いがその調整をする間、忍耐強くいる必要があるそうです。

「結婚に対する期待が高すぎる人をよく見かけます。理想を少し下げる必要があるかも知れません。」とオグレトリー准教授は言います。「肩の力を抜いて、お互いの存在を楽しみ、一致団結して物事に取り組みましょう。良い結婚を築くには時間がかかるということを理解しましょう。」

ブリガム・ヤング大学で心理学を専攻するマディ・ホイトは結婚9か月目で、結婚からくる祝福を認識し続けていると言います。

ホイトは次のように言いました。「おもに学んだことのひとつは、お互いに助け合ったり、交際中には見つけることのできなかった相手の新しい徳質を見出すことができるということです。」

ホイトによると「いることが当たり前」という姿勢を絶対に避け、恋人同士のころのように相手に良いところを見せようと努力することが、彼らの結婚生活のためになっているそうです。

「相手が、自分は特別な存在なんだと感じたり、愛されていると感じられるように接することはとても重要だと思います。」と、ホイトは言います。「飼い犬が飼い主を迎えるように伴侶に接するべきだ、と聞いたことがあります。だから、わたしは夫が帰宅するとそうするようにしています。わたしが彼がいなくて寂しかった、彼を愛している、とわかってもらえるようにです。」

ホイト夫妻は、交際中にした意義深い経験を再現したり、新しい思い出をつくったり、お互いを最優先にすることによって一緒に成長し続けているといいます。

 

コミュニケーションの違い

オグレトリー准教授によると、結婚して間もない夫妻が学ばなければいけないもうひとつのことは、基本的な男女の違いだそうです。彼いわく、男と女はそれぞれコミュニケーションの仕方や人との繋がり方が異なり、大事にされていると感じたり、有能だと感じる方法も異なります。

「ほとんどの女性は大事にされること、思いやりや優しさ、理解、尊敬、献身、認められること、安心感、そして話を聞く耳を必要としています。」とオグレトリー准教授は言います。「ほとんどの男性は必要とされること、信頼、感謝、称賛、許可、励まし、有能に思われることを必要とします。」

オグレトリー准教授自身がこのことについて学んでいた時、妻はある問題について愚痴をこぼしていたそうです。彼にはその問題への解決策がいつもありましが、愚痴を言うのは妻が自分と繋がろうとしている方法だということに気づいたと言います。

「ある日、彼女が話していた問題について素晴らしい提案をすると、彼女はこう言いました。『トム、わたしはもう大人なんだから、あなたにわたしの問題を解決してもらう必要はないのよ。ただ聞いて欲しいだけなの。』」とオグレトリー准教授は語ります。「そのときはっとしました。女性が愛する人と繋がりをもつのは、会話を通してなのだと学びました。」

結婚生活で違いや意見が対立する時、大切なのはどの結婚にも問題はつきものだと認識することだとオグレトリー准教授は言います。夫婦は良い聞き手になることと、お互いが満足する解決策にたどり着くことを学ばなければならないそうです。全ての結婚に試練はありますが、良い結婚は、夫婦がお互いの違いを解決することを学ぶことによって生まれます。

ブリガム・ヤング大学で財政学を専攻するブレイク・ザイザーは最近結婚したばかりで、結婚生活において何でも、特にお互いの違いが現れた時にオープンに話し合うことが結婚生活のためになっていると言います。

「妻とわたしは物事の対処方がそれぞれ違います。お互いのコミュニケーションの取り方について話し合うにつれて、どのようにして、またいつ問題解決をするべきかわかるようになりました。」とザイザーは言います。「お互いの愛の表現を学ぶことは、コミュニケーション能力を高め、相手に最も伝わる方法で愛を伝えられる助けになりました。」

 

キリストを中心とした夫婦関係

オグレトリー准教授は、夫婦は共に祈り、共に聖典を読み、共に神殿に参入し、福音について話し合い、お互いが召しを果たすのと子供に福音を教えるのを助け合うことを提案しています。霊的な活動は家族を強めると言います。

「そのことについて疑問は一切ありません。アメリカで最も幸せな結婚は宗教が実践され、生活に織り込まれている結婚です。」とオグレトリー准教授は言います。

ホイトは、キリストを家庭の中心にするよう努力しているそうです。そうすると結婚生活が良くなっていきます。

「キリストを結婚生活の中心とすること、家庭でキリストについての話をすること、そして夫の徳質と救い主の徳質の関連性を見出すことで、わたしの救い主と夫に対する愛は増しました。」とホイトは言います。

オグレトリー准教授いわく、伴侶に頻繁に感謝と愛を伝えることと、愛情の自然な表現をしまい込まないことが強い結婚関係を築く助けになるそうです。

「あなたの夫婦関係が他の夫婦のようでなくてはならないと感じないでください。」とオグレトリー准教授は言います。「お互いのための日の栄えの結婚を築き上げてください。そして周りの人がしていることをそんなに気にかけないでください。あなたと伴侶が幸せなら、大事なのはそれだけです。」

 

 

この記事はもともとTaylor Zundelによって書かれ、universe.byu.eduに投稿されました。

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キャンベル葵さんは東京都出身です。ブリガム・ヤング大学ハワイ校で英語教授法を専攻しました。在学中は一時休学し、アメリカのテキサス州でモルモンの専任宣教師として奉仕活動をしました。料理や、手芸、エクササイズなど、様々なことに挑戦するのが好きです。
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