ピアノと音楽

新約聖書に載っている救い主がしたたくさんのたとえ話の中に、『タラントのたとえ話』があります。ある主人が三人の僕にそれぞれ能力に応じて5タラント、2タラント、1タラントを預けて旅に出ました。5タラントを預かった者と、2タラントを預かった者は、それぞれの方法で主人が帰ってくるまでに預かったタラントを倍にしましたが、1タラントを預かった者はなくさないようにタラントを地中に埋めておきました。彼がタラントに触れもしなかったことを知ると主人は「悪い怠惰な僕」と言いました。(マタイ25章14—29節)

英語では『タラント』に『talent』という言葉が使われています。『talent=タレント』、テレビに出る人ではなく、『才能』という意味があります。たとえ話では、1タラントを預かったもの、もしくは、タラントを地に埋めて触れなかった者は主人に「怠惰な僕」と言われ、タラントを使ってより多くのタラントを得た僕たちは「良い忠実な僕」と呼ばれました。わたしたちにもタラント(才能)が与えられています。そして与えられたタラント(才能)をどう使うかは、私たち次第です。今回取材に協力してくれた、沖縄県のモルモンティーン、美樹姉妹は、彼女に与えられたタラント(才能)を、若い女性のエクセレンスの場を持って生かすことにしました。彼女の若い女性の活動や、エクセレンスの経験についてのインタビューをお楽しみください。

才能溢れるモルモンティーンの美樹姉妹

 インタビュー

記者:今何年生ですか?

 

美樹姉妹:高校3年です。

 

記者:成長するわたし」に取り組んでいますか?

 

美樹姉妹:取り組んではいますが、最近はあまり進んでいません。もうすぐ卒業なのでやらないといけないとは思っていますが、なかなか時間がとれなくて。

 

記者:高校三年生となると、いろいろ忙しいですよね。みき姉妹のワードでは、エクセレンスプログラムにむけてどんな準備をしていますか?


美樹姉妹:今年はまだ取り組んでいません。
去年は従妹と、成長するわたしの信仰のプロジェクトの一環として、エクセレンスプログラムで歌う歌を作りました。


記者:すごい!作詞作曲ですか?

 

美樹姉妹:はい。ふたりとも音楽はやっていても、作詞作曲は初めてだったのでかなり時間はかかりましたが。…
かなりギリギリで仕上がったんですよ。予定よりも2週間くらい遅れました。それでも間に合ったのは、やはり主からの助けがあったからです。

『また、あなたの必要とするあらゆる助けを神に叫び求めなさい。まことに、あなたの行うことはすべて、主のために行うようにしなさい。どこへ行くにも主にあって行くようにしなさい。まことに、あなたの思いを常に主に向けるようにしなさい。まことに、あなたの心の愛情をとこしえに主に向けるようにしなさい。』(アルマ37:36)

この言葉に従うときに、必ず主からの助けと導きと恵みがあります。

記者:すごいですね!私たちに与えられている才能はそれぞれですが、その才能を活かしているみき姉妹は素晴らしいと思います。そのプロジェクトを通して、他にどんなことを学びましたか?


美樹姉妹:伝道の機会は自分でつくれるということです。ずっとピアノの前に座っていると行き詰まってうまくいかないときがありました。その時は、部活中にプライマリーの歌を聴いたり、聖典を開いてみたりと、普段から聞きなれている音の中で考えていました。(マネージャーだったので、結構自由な時間が多かったんです。)そうすると、特に聖典を開いているときは部員が興味を示していろいろ聞いてきたんです。作詞作曲のとき以外にも、セミナリーの読書課題や若い女性のクラスでのレッスンの準備など、時間がないときは部活中にやっていました。霊的な面で考えるとあまり良くないのかもしれませんが、自然と福音について話す機会が増えましたし、モルモン書を渡すこともできました。成長するわたしをやるときに、自分だけでなく周りの人もたくさんの祝福を受けます。

記者:素晴らしい証を分かち合ってくれてありがとうございます。
『成長するわたし』、またはエクセレンス等を通して、自分はどんな風に成長することができた、もしくはできる、と思いますか?

 

美樹姉妹:わたしは『成長するわたし』をやっていく中で、人に愛を示すことが以前よりも簡単にできるようになりました。これは、わたしにとってはとても大きな変化でした。そのおかげで良い友達にも恵まれました。教会の標準をよく理解し、標準を守れるよう助けてくれましたし、笑いの絶えない高校生活を送ることができています。
また、霊的なことだけでなく、料理や裁縫など将来家庭を築くうえで必要不可欠な技術を身に付けることもできました。

「だから、あなたがたの光をこの民の前に輝かせて、この民があなたがたの善い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい」(第3ニーファイ12:16)
成長するわたしを通して、わたし自身だけでなく周りの人々の心をも天父と主イエス・キリストに向け、ともに主の愛を感じ、成長することができます。

教会では、様々なプログラムを通して個人のタラント(才能)を使う機会があります。その機会が与えられた時に、わたしたちはどう反応するでしょうか?今回素晴らしい模範を示してくれたモルモンティーンの美樹姉妹のように、わたしたちも与えられたタラント(才能)を認識して、効果的に使うことを通して「良い忠実な僕」になりましょう。

協力してくれた美樹姉妹、ありがとうございました!

 

以下は、美樹姉妹が他の若い女性と実際にエクセレンスのプログラム中に発表したときのビデオです。この曲は、美樹姉妹が作詞作曲したもので、曲中にはこどもの歌集から「いのりながらみ言葉読むとき」のアレンジも織り込まれています。

曲名と歌詞

「光」

この地上で試練に遭い 苦しいときも主は隣に

愛の腕でいつもわたし 守り導く天の王国へ

主のみ言葉は天父のもとへの

道を照らすの 希望の光

祈りながらみ言葉読むときに

心の中にあたたかい御霊がささやく

神様の愛ある教え 真実の聖典がとても好きです

愛ある教え 主のみ言葉は天父のもとへの 道を照らすの希望の光

 

morumon.comは、日本各地で「キリストを確固として信じ、力強く進む」モルモンティーンを探しています。取材に協力してくれるモルモンティーンはこちらまで。

 

 

この記事はキャンベル・葵によって書かれました。

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キャンベル葵さんは東京都出身です。ブリガム・ヤング大学ハワイ校で英語教授法を専攻しました。在学中は一時休学し、アメリカのテキサス州でモルモンの専任宣教師として奉仕活動をしました。料理や、手芸、エクササイズなど、様々なことに挑戦するのが好きです。
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